残業代 会社に請求

会社との直接対決の幕開けです

さて、ここからが会社とのガチンコ勝負になります。一般的には内容証明郵便を使い、相手が受け取ったという証拠を残します。何で内容証明郵便かというと、普通郵便だと配達履歴が残らないので、会社によってはシカトを決め込むパターンが多いんですね。なんてったって、アレコレ理由をつけて残業代を払わない会社ですよ。だから、逃げ道を塞いで攻める必要があるんですね。でも、内容証明郵便を送ってもシカトこくアホな経営者がいますんでたちが悪い。これで相手側がアクションを起こしてくる可能性は五分五分と思っていて下さい。折れてくれればラッキー位の気持ちでいかなきゃ、ダメだった時の衝撃が強くなりますんで。

<内容証明郵便文例>
題目:請求書

 

貴社は私△△△△に対し、平成◯◯年◯月◯日から平成××年×月×日の間、
法定労働時間を超過して労働させた事実があるにも関わらず、
それに対する割増賃金の全額(半額? 30%?)を支払っていません。
これは労働基準法第二十四条、第三十二条、第三十七条に違反するものです。

 

よって、同期間の割増賃金の総額◇◇万◇千円を請求致します。

 

なお、本書面到達後七日以内に金員の支払いが無い場合は、労働基準監督署への通告
その他必要な法的措置を取らせて頂くことを申し添えます。

 

文書作成日

 

請求者住所
請求者氏名

 

会社住所
会社名
代表取締役名

文面はこんな感じですかね。各個人の状況によってアレンジして作って下さいね。この方法は、一般的には退職してから使う手法ですね。在職中だったら、勇気を出して直接交渉を行うのが筋だと思います。それで改善&残業代の支払いをしてくれれば良いんですが、おそらくパワハラにあって退職させられる事になるでしょう。面倒なことが嫌で交渉が苦手な方は、こんなブラック企業なんかに未練を持たずにサッパリ辞めて、文書で交渉をしましょうね。

私の体験談

私の場合、在職中に直接交渉をする事に決めました。パワハラと100時間超の残業で、身も心もボロボロになっていたんで、事前に退職を申し出ていたんです。労働基準法を色々勉強して、サイコパスで早稲田卒のクソ坊主専務に、一泡吹かせようと思って戦いに挑みました。何も知らない彼は、退職に関するミーティングだと思っていたらしく、最初は「ご苦労様でした」などと心にも無い言葉を発していましたが、残業代を請求した途端に「あなたは言いがかり詐欺ですか?」と態度を豹変。

 

こちらが労働基準法に基づいて話を進めるんですが、彼は労働基準法の知識が乏しいのか、それとも知っていてとぼけているのか、感情論や持論を唱えるばかり。今まで何人もの社員が、その口車に乗せられて諦めてきたらしいんですが、私は理論武装していたので丸め込む事が出来なかった様子でした。

 

一旦持ち帰って幹部会議にかけたらしいんですが、結局のところは役職手当を払っているから、最初に残業代は出ないと説明していたという法律を無視した結論で、支払いは拒絶されましたね。まあ、お陰様で動かぬ証拠を録音する事ができたんで、結果としては上々だったと思います。

 

あ、そうそう。録音で思い出したんですが、大抵の人はスマホを持ってますよね。交渉する時には、スマホの録音機能を使って会話を録音する事をオススメします。相手が会話の中で思わずボロを出す可能性が高いので、机に置いて録音しましょう。私はその手で対応して、不審がられる事もなく成功しています。

このステップは絶対にはずさないで!

面倒だからこんな事しないで労働基準監督署に相談に行きゃいいじゃんなんて考えているアナタ、それは甘いです。労基署に駆け込んでも、最初に言われるのは「会社側と交渉しましたか?」というセリフ。自分で交渉をしていない場合、「先ずはご本人が交渉して下さい。それでもダメでしたら我々が対応します」と言われちゃいます。なので、労基署をスムーズに動かしたいのなら、この対応は絶対に外さないで下さい。